【12月19日 AFP】フランス北部ダンケルク(Dunkirk)近郊のビエルヌ(Bierne)でソフトドリンクのアルミ缶を生産しているボール・パッケージング(Ball Packaging)の工場。

 生産工程で出たスクラップは圧縮されて四角い塊になる。その姿はまるで現代アートの立体作品のようだが、トラックで運ばれる先は美術館ではなくアルミ工場だ。そこで溶かしてリサイクルされる。

 アルミ工場の責任者によると、リサイクルした方が鉱石から精錬するよりも使用エネルギーや炭素排出量が少なくて済み、顧客企業もリサイクルした金属の使用を増やすよう求めているという。(c)AFP