【12月15日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は14日、準決勝が行われ、フランスが2-0でモロッコを下して決勝進出を決めた。

 仏パリ中心部のシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りでは、サポーターが三色旗を振ったり発煙筒をたいたりして勝利を喜んだ。

 フランスとその旧植民地であるモロッコのサポーターとの間に緊張関係が生じる可能性があったため、試合中や試合後に事が円満に収まるよう全土には1万人の警察官が動員された。

 しかし、凱旋(がいせん)門(Arc de Triomphe)に続くシャンゼリゼ通りに姿を見せた仏サポーターたちは熱狂的ながらもおとなしく、モロッコのサポーターも敗戦を受け入れたため、緊迫した空気は感じられなかった。(c)AFP/Sabine COLPART