【12月14日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は13日、準決勝が行われ、アルゼンチンがリオネル・メッシ(Lionel Messi)とフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)の得点でクロアチアを3-0で下し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 2度の優勝経験を誇り、今大会ここまでで最高のパフォーマンスを披露したアルゼンチンは、18日の決勝でフランスとモロッコの勝者と対戦する。

 前半に完璧なPKでチームに先制点をもたらしたメッシは、チームの3点目を華麗にお膳立てして勝利を決定づけた。

 一方、前回大会(2018 World Cup)で準優勝となったクロアチアは、珍しく拙い守備を露呈したつけを払うことになり、初めて決勝トーナメントに進出した1998年大会(1998 World Cup)でフランスに敗れたとき以来2度目のベスト4敗退となった。

 拮抗(きっこう)した展開の中アルゼンチンは前半、エンソ・フェルナンデス(Enzo Jeremias Fernandez)がシンプルな浮き球のパスを前方に送るとこれがクロアチアの守備網を破り、ボールに追いついたアルバレスが前進してきたGKドミニク・リバコビッチ(Dominik Livakovic)と接触すると、ダニエレ・オルサト(Daniele Orsato)主審はペナルティースポットを指さした。

 リバコビッチはメッシが自身から見て左側に蹴ると正確に予測してそちら側に飛んだが、しっかりとインパクトされたキックはネットの上部に突き刺さり、アルゼンチンが34分に先制した。

 これで今大会5ゴール目となったメッシは、フランスのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)と並び得点ランキングで首位に立っている。またW杯通算25試合目の出場で歴代最多記録に並んだメッシは、同11得点目を挙げ、ガブリエル・バティストゥータ(Gabriel Batistuta)を抜き、同国におけるW杯の歴代最多得点記録保持者となった。

 その5分後、クロアチアのCKをカットしたアルゼンチンはアルバレスが自陣からボールを持ち運び、ゴールに向かってドリブルを始めた。クロアチアのDFが帰陣する中、ヨシプ・ユラノビッチ(Josip Juranovic)とボルナ・ソサ(Borna Sosa)の中途半端な守備をかわしたアルバレスはそのままシュートを押し込み、大観衆のアルゼンチンサポーターを興奮の渦に巻き込んだ。

 さらにアルゼンチンは69分、右サイドでメッシがヨシュコ・グヴァルディオル(Josko Gvardiol)を何度も苦しませて置き去りにし、アルバレスのゴールをお膳立てするというこの日一番のプレーを見せた。(c)AFP/Simon EVANS