【12月13日 AFP】台湾国防部(国防省)は13日、中国が核弾頭搭載可能な爆撃機18機を台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入させたと発表した。1日当たりの数としては過去最多。

 国防部は朝の定例会見で、過去24時間に南西沖のADIZに航空機21機が進入し、うち18機が核弾頭搭載可能なH6爆撃機だったと明かした。

 AFPの記録によると、台湾が1日当たりの進入機数の公表を開始した2020年9月以降で最多だった。

 先月は延べ21機のH6爆撃機が確認された。今月はすでに延べ23機が進入している。

 台湾のADIZには領空外の広い範囲が含まれ、中国のADIZと一部重なっている。(c)AFP