ブラジル撃破のクロアチア監督「これで終わりではない」 W杯
発信地:ドーハ/カタール
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【12月10日 AFP】9日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の準々決勝で、PK戦の末にブラジルを下したクロアチアのズラトコ・ダリッチ(Zlatko Dalic)監督は「これで終わりではない」と語った。
ブラジルと0-0で90分を終えたクロアチアは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に華麗な先制点を許したものの、延長戦の終了間際にブルーノ・ペトコビッチ(Bruno Petkovic)が同点ゴール。1-1で延長戦を終えると、迎えたPK戦を4-2で制し準決勝に駒を進めた。
「これはクロアチアの人々のための勝利」と語ったダリッチ監督は、「素晴らしい試合。本命を退けた」と喜んだ。
ダリッチ監督はまた、最も激しいプレッシャーにさらされたときにクロアチアは困難に打ち勝ってきたと述べ、「クロアチアは必要なときに最高の力を発揮する。重要なときにクロアチアは常に成功する。誰もわれわれを過小評価すべきではない」とコメント。「これで終わりではない。われわれは前進し続けるし、多くのことを成し遂げられる」と前を見据えた。
クロアチアは準決勝でオランダとアルゼンチンの勝者と対戦する。(c)AFP
