【12月7日 AFP】サッカー韓国代表のャプテンを務める孫興民(Son Heung-min、ソン・フンミン)は、5日に行われたW杯カタール大会(2022 World Cup)の決勝トーナメント1回戦で優勝候補ブラジルに1-4で大敗したことを受け、謝罪した。

 前半だけでブラジルに4ゴールを奪われた韓国は、エースの孫も沈黙し、反撃は白昇浩(Paik Seung-ho、ペク・スンホ)が後半に挙げた1点にとどまった。孫はノーゴールで今大会を終了。チームも日本との共催になった2002年大会を除き、決勝トーナメントで勝てない状況が続いた。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属する孫は「期待に応えられず、ファンには謝ることしかできない」とコメント。「全力を尽くしたが、とても難しい試合だった」と振り返り、「それでも全ての選手が誇りを持って戦い、自らをささげ、ここにたどり着くまで懸命に努力したのは間違いない」と話した。

「この試合に向けて準備をするため、選手とスタッフは本当に最善を尽くした。だから、理解してもらえるとうれしい」 (c)AFP