【12月7日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は6日、決勝トーナメント1回戦が行われ、モロッコはスペインと0-0で120分を終えると、迎えたPK戦を3-0で制して初の準々決勝進出を果たした。

 スペインのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、選手たちに1000本のPK練習という宿題を課したと明かしていたが、パブロ・サラビア(Pablo Sarabia)、カルロス・ソレール(Carlos Soler)、そしてセルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)がミス。対するモロッコは、最後にアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)がキックを決めて、熱狂するサポーターを歓喜させた。

 ワリド・レグラギ(Walid Regragui)監督率いるモロッコは、W杯では1986年メキシコ大会(1986 World Cup)での16強がこれまでの最高成績だったが、未知の領域となる準々決勝でポルトガルとスイスの勝者と対戦する。

 2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)以来2度目の優勝を目指したスペインだったが、欧州選手権(UEFA Euro 2020)準決勝のイタリア戦に続いてPK戦で大会から姿を消すこととなった。(c)AFP/Rik Sharma