【12月6日 AFP】2日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)グループHのガーナ対ウルグアイ戦で、敗退が決まったウルグアイのエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)らが主審を取り囲んだりした件で、国際サッカー連盟(FIFA)は5日、カヴァーニらに対して処分の手続きを開始したと発表した。

 手続きの対象となったのはカヴァーニ、ホセ・マリア・ヒメネス(Jose Maria Gimenez)、フェルナンド・ムスレラ(Fernando Muslera)、ディエゴ・ゴディン(Diego Godin)の4人。

 ウルグアイはガーナに2-0で勝利したが、同組の試合で韓国がポルトガルを2-1で下したことを受け、敗退が決まった。試合ではPK2本を含む複数の判定がウルグアイにとって不利な形となり、試合後に激怒したウルグアイの複数の選手が主審を取り囲んだ。その後、カヴァーニはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のモニターを倒し、ピッチを後にした。

 選手の暴力的行為や不適切行為に関する規定違反の疑いがあるとして、選手だけでなくウルグアイサッカー協会(AUF)にも処分が科される可能性がある。(c)AFP