【12月6日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、ブラジルはけがから復帰したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の得点などで韓国に4-1で快勝し、準々決勝に駒を進めた。

 2-0で勝利したセルビアとの大会初戦で足首を捻挫した世界最高額選手のネイマールは、グループステージの残り2試合を欠場していた。

 しかし、このベスト16からネイマールが復帰すると、優勝候補のブラジルは勢いに乗り、ライバルに不吉なメッセージを与えた。

 ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)が7分に先制点を挙げたブラジルは、ネイマールのPKでリードを広げた。ネイマールはこれで代表通算76得点となり、ペレ(Pele)氏が持つ同国の歴代最多記録にあと1点と迫った。

 リシャルリソン(Richarlison)の華麗なゴールで3点目を奪ったブラジルは、36分にはルーカス・パケタ(Lucas Paqueta)もネットを揺らし、韓国を混乱に陥れた。

 韓国の反撃を白昇浩(Paik Seung-ho、ペク・スンホ)の1点に抑えたブラジルは、9日にクロアチアと対戦する準々決勝を見据えて後半は手を緩めた。(c)AFP