【12月5日 AFP】4日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の決勝トーナメント1回戦で、フランスに敗れたポーランドの主将ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が、代表での今後について明言を避けた。

 ポーランドは強力な攻撃陣を擁するフランスに1-3で敗れたが、レワンドフスキは試合終了間際に一矢を報いるPKを決めた。2026年に北米で行われる次回大会までに、レワンドフスキは38歳近くになっている。しかし本人は、代表引退の要因になる可能性が高いのは、肉体のコンディション以外の部分だと示唆している。

 レワンドフスキは「フィジカル面で怖さはないが、人にはサッカー以外のことも数多くあり、幸せがまだここにあるのか、何が起こるかを今口にするのは難しい」と認め、「スポーツ面で恐れてはいないが、さまざまな要素を総合してこれが最後か、そうでないかを判断する」と話した。

 チェスワフ・ミフニエビチ(Czeslaw Michniewicz)監督は、ドイツで開催される2024年欧州選手権(UEFA Euro 2024)が代表の次の目標になる中で、レワンドフスキがこの先の大会でもチームを引っ張ってくれると信じている。

 監督は「彼は代表チームのキャプテンで、今後については自分自身で決めるだろうが、プレーぶりからいって何年もキャプテンを務められるはずだ」とコメントした。(c)AFP