【12月5日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は4日、決勝トーナメント1回戦が行われ、フランスはキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の2ゴール、1アシストの活躍でポーランドに3-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。

 エムバペは前半終了間際、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の先制点をお膳立てすると、74分にはポーランドの逆転の可能性を消し去る追加点を挙げ、さらにはアディショナルタイムに再びネットを揺らした。

 一方でポーランドのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)はフランスの守備陣に阻まれ、最終盤のPKで1得点を挙げるにとどまった。

 ジルーは代表通算52点目を挙げ、ティエリ・アンリ(Thierry Henry)を抜いてフランス代表の歴代最多得点記録を更新。また、W杯通算11試合目で9ゴール目を挙げたエムバペは、同国のW杯得点数で歴代2位に浮上している。

 さらに、グループリーグ最終戦のチュニジア戦で休養した主将のウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)は代表142試合目の出場を果たし、リリアン・テュラム(Lilian Thuram)が持つフランス代表最多出場試合数に並んでいる。

 フランスは、1962年のチリ大会(1962 World Cup)でブラジルが達成して以来となる大会連覇に向けて、順調に歩みを進めている。(c)AFP/Andy SCOTT