【12月4日 AFP】5日に行われるサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の決勝トーナメント1回戦で、日本と対戦するクロアチアのロブロ・マイェル(Lovro Majer)が、「ハートと勇気」があると日本を称賛した。

 グループEの日本は、優勝4回のドイツとコスタリカを敗退に追い込み、スペインを上回る首位で決勝トーナメントに進出する快挙を達成した。ドイツ戦とスペイン戦では、スターぞろいの優勝経験国に対してどちらも見事に逆転勝利を収めた。

 3日の記者会見で、マイェルは「正直に言えば、予想していなかった。サッカー界の誰も予想していなかっただろう」と認め、「しかし、彼らを称賛しなくてはならない。サッカーは名前ではなく、ハートと勇気でプレーするものだということを示した。突破にふさわしいチームだ」とたたえた。

 日本戦へ向けては「厳しい試合になるだろう。これは決勝トーナメントだ」と話し、「よく走り、戦わなくてはならない非常に厳しい試合を覚悟している。みんな準備はできていると思うし、試合を楽しみにしている」と意気込んだ。

 前田大然(Daizen Maeda)とスコティッシュ・プレミアシップのセルティック(Celtic)で同僚のヨシプ・ユラノビッチ(Josip Juranovic)は、「スペイン戦は全員で見た」と明かし、「前田とはセルティックで一緒にやっていて、とてもいい選手だ。すでにグループ突破を祝福したよ。ピッチで相まみえるのを楽しみにしている」とコメントした。(c)AFP