【12月4日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場しているブラジル代表は3日、FWガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)とDFアレックス・テレス(Alex Telles)が膝のけがで残りの試合を欠場すると発表した。

 0-1で敗れた2日のカメルーン戦で負傷した両者について、翌朝に検査を行ったと明かしたブラジルは「カタールW杯の残りに向けて復帰することができないと確認された」と述べた。

 5日の決勝トーナメント1回戦で韓国と対戦するブラジルは、ダニーロ(Danilo Luiz da Silva)とアレックス・サンドロ(Alex Sandro)の両SBもけがをするなど、守備陣の問題に直面している。

 5度の優勝を誇るブラジルは、グループGの3試合全てに出場したジェズスを失うことになるが、攻撃的なタレントは豊富にそろえている。

 ブラジルを率いるチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督は、2-0で勝利したセルビアとの初戦で右足首を負傷したエースのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)について、今大会で再びプレーできると明かしている。ルサイル・スタジアム(Lusail Stadium)でのカメルーン戦では、ネイマールが足を引きずることなくチームメートと歩く姿が確認されており、韓国戦で復帰する期待が高まった。(c)AFP