【12月2日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は1日、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)の財務に関する独自調査を開始したと発表した。

 これに先立ちイタリアのメディアは同日、伊検察が不正会計などの罪で、ユベントスのアンドレア・アニェッリ(Andrea Agnell)元会長ら13人の裁判を求めたと報じた。

 その後UEFAは、ユベントスが虚偽報告を行い、規則違反をしたかどうかについて、連盟のクラブ財務管理組織(CFCB)が正式な調査を立ち上げたと公表。同クラブに関する連盟の調査は、これで今年2度目となる。

 ユベントスは先月28日、伊当局が不正会計に関する捜査を開始したことを受け、アニェッリ氏やパベル・ネドベド(Pavel Nedved)元副会長をはじめ、取締役会の全員が辞任していた。(c)AFP