東部戦線、こう着も進撃継続 士気なお高いウクライナ軍
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■「寒さは感じない」
ロシアにとって、占領した都市をさらに失うことになれば、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の面目がまたつぶれ、大統領が掲げている、ドンバス地方の掌握という目標が遠のくことになる。
戦車大隊に所属する「ロマン」さんは、「この前線でのわれわれの任務は陣地を守り、時に攻撃を仕掛けることだ」と話した。「状況は完全に制御されており、不測の事態が起きても対処する準備はできている」
米シンクタンク「戦争研究所(ISW)」は情勢分析で、「ウクライナ各地では今週、気温低下が予想されている。地表が凍結すれば両軍ともに機動性が高まり、戦況が激化する可能性が高い」としている。
前線の兵士にとって、ロシアからの集中砲火に比べれば、寒さはほとんど苦にならない。「いつ何時、砲弾の直撃を受けるかもしれない状況下では、アドレナリンが出て常にほてっている。寒さは感じない」と、パトリオットさんは話した。(c)AFP/David STOUT