【11月27日 AFP】中国当局は26日、サッカー中国代表の前監督で、イングランド・プレミアリーグでもプレーした李鉄(Li Tie)氏に対し、「重大な違反」の疑いで調査を開始したことを発表した。

 当局は公式ウェブサイトで、李氏に対して国家体育総局の懲罰部門による調査が行われていると発表したが、違反の具体的な中身については明らかにしなかった。

 45歳の李氏は、中国でもとりわけ知名度の高い元サッカー選手で、2002年から2006年にかけてプレミアリーグのエバートン(Everton)に所属し、代表では90試合以上に出場した。

 代表監督には2020年に就任したが、チームが予選で成績を残せない中で、2021年に辞任。代表は最終的に2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)の本戦出場を逃した。(c)AFP