【11月27日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は26日、グループCの試合が行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)が先制点を決めてメキシコを2-0で下し、大会に生き残った。

 チーム初戦でサウジアラビアにまさかの敗戦を喫し、この試合に敗れればグループリーグ敗退に追い込まれていたアルゼンチンだったが、その状況で他ならぬメッシがヒーローになり、64分に約18メートルの地をはうミドルシュートを決めて先制。さらに試合残り3分にはエンソ・フェルナンデス(Enzo Jeremias Fernandez)が華麗に2点目を決めて勝利した。

 メッシは「初戦の結果は痛かった」と話し、「きょうは勝つしかないのを分かっていた。自分たちのW杯を改めてスタートさせる必要があったし、その方法は分かっていた」と続けた。

 メッシはこれでW杯21試合出場で8ゴールとし、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)に並んでいる。しかしチームが決勝トーナメントの椅子を確実に手に入れるには、グループ最終戦のポーランド戦に勝つ必要がある。

 メッシは「ここで気を緩めてはいけない。ここからは毎試合が決勝だ。もう間違いは許されない」と話している。(c)AFP