【11月26日 AFP】ウクライナ軍が奪還した南部ヘルソン(Kherson)市は25日、ロシア軍の砲撃を受け、15人が死亡した。当局が発表した。

 市当局者によれば、ロシア軍の砲撃で住民15人が死亡、子ども1人を含む35人が負傷。複数の民家や高層ビルが損壊した。

 ヘルソン州のヤロスラフ・ヤヌシェビッチ(Yarovslav Yanushovich)知事は同日、「ロシアの侵略者が多連装ロケット砲で住宅地を砲撃し、大型の建物1棟が燃えた」と説明。

 ヤヌシェビッチ氏は先に、「ロシアの砲撃が絶え間なく」続いているため、市内で入院中の患者を退避させたと述べていた。市議会は市民に州外への避難を呼び掛けている。(c)AFP/Dmytro GORSHKOV