低迷続くマカオカジノ業界 コロナと反腐敗が多角化後押し
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■業界の変革
マカオ政府は長い間、賭博事業から観光やレジャーへの多角化を望んできた。
人口68万人の5人に1人が賭博業界で働くマカオにとって、繰り返し実施されたロックダウン(都市封鎖)、コロナ検査、国境閉鎖などは中国への返還以降経験した最も厳しい時期となった。
中でも今年7月、オミクロン株の感染拡大と闘うためにカジノを含めた街の大部分がロックダウンされたことは、最大の試練だった。
マカオ立法会(議会)元議員の蘇嘉豪(Sulu Sou)氏は「マカオのような比較的自由で開かれた都市にとって極限状況でした」と述べ、経済は「崩壊寸前の状態で」ロックダウンから抜け出したと続けた。
マカオ大学(University of Macau)の統合型リゾート・観光学管理学科准教授のグレン・マッカートニー(Glenn McCartney)氏は「過去2~3年の間に、まさにコロナによって多様化の必要性にスポットライトが当てられたのです」と指摘する。
「(多様化は)一夜にして起きるものではなく、ゆっくり進行するのです」 (c)AFP/Holmes CHAN