【11月21日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)に臨む日本代表の三笘薫(Kaoru Mitoma)は20日、体調不良でチームへの合流が遅れたものの、23日に控えるドイツとの大会初戦には「100パーセント」の状態で臨むと語った。

 三笘はイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)で才能の片りんを見せており、そのドリブルで相手を混乱に陥れ、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦とアーセナル(Arsenal)戦では得点を決めた。

 日本代表への合流直前に発熱した三笘は5日間寝込んだが、遅ればせながらカタール入りしてトレーニングを始めており、ドイツとのグループE初戦には間に合うと述べた。

 三笘は「試合をあまりしていないので分かりにくいところはあるが、問題ないと思う」とすると、「ドイツ戦までには100パーセント戻せると思う」と続けた。

 三笘の左サイドでの目の覚めるようなドリブル突破は、今大会で日本代表の強力な武器になり得る。イングランドでプレーしたことで、そのレベルにふさわしい選手だと確信しているという三笘は「1対1の場面でボールを持ったら自信がある」とし、「でも重要なのはピッチ上の自分のポジションによって、いつ仕掛けるかを決めること」とコメントした。(c)AFP