【11月19日 AFP】21か国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は19日、首脳宣言を採択し、ウクライナ侵攻を強く非難する「ほとんどのメンバー」による主張が加えられた。

 首脳宣言には「ウクライナでの戦争をほとんどのメンバーが強く非難する」「この戦争は計り知れない人的被害をもたらし、既に弱っていた世界経済をさらに悪化させている」との文言が盛り込まれた。

 ロシアと中国も署名したが、「他の見解もあり、状況や制裁には異なる評価がある」と両論併記する形となった。

 16日に採択された20か国・地域首脳会議(G20サミット)首脳宣言の内容を踏襲したものとなった。(c)AFP