【11月17日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は16日、ロシアによるウクライナ侵攻のエスカレートを避けるため、中国に対して仲介役としての役割を拡大するよう求めた。

 マクロン氏は「中国は今後数か月、われわれと共に仲介役としてより重要な役割を果たすことができる」と述べた。

 中国は、ウクライナ侵攻をめぐりロシアに圧力をかけることを拒んでおり、国連(UN)の会合などでロシアをかばってきた。しかし最近では、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の核の脅しをはじめとするロシアの戦い方に不快感を示している。

 マクロン氏は15日、20か国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて中国の習近平(Xi Jinping)国家主席と会談。来年初めに中国を訪問する計画について協議したとしている。(c)AFP