【11月16日 AFP】サッカー元イングランド代表FWで、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)などで活躍したアーロン・レノン(Aaron Lennon)が15日、現役引退を発表した。

 エバートン(Everton)やリーズ・ユナイテッド(Leeds United)でもプレーした35歳のレノンは、昨シーズン限りでバーンリーFC(Burnley FC)との契約が満了となっていた中で、現役続行に見合うオファーが届かなかったという。

 イングランド代表として21試合に出場したレノンはツイッター(Twitter)で「スパイクを脱ぐのにふさわしいタイミングだとようやく決心した」と明かし、「サッカーは3歳の頃から私の人生だったから、とても難しい決断だった。プロとして第一線でプレーできたこの20年間は最高だった」と振り返った。

「私にとってサッカーは非常に重要なものであり、これからもそうだ。引退について考え始めるまで、その大きさに気づかなかったと思う。サッカーは全てであり、それ以上のものでもあった」

「これからは人生の次なる章や、愛する人とより長い時間を過ごせることをとても楽しみにしている。ピッチ内外での経験や体験を生かして還元したいことや、やりたいことがたくさんあるし、近い将来にそうするつもりだ」

「心の底からサッカー界に感謝する」 (c)AFP