【11月15日 AFP】ロシア民間軍事会社「ワグネル(Wagner)」の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は15日、傭兵(ようへい)としてウクライナ侵攻に参加し、投降してロシア側に引き渡されたとされる男性が「処刑」された事件にワグネルは関与していないと主張した。

 ワグネルに関連したソーシャルメディアのアカウントは先週、男性がハンマーで頭をたたかれて殺害される動画を共有。プリゴジン氏は13日、「素晴らしい仕事」とし、男性を犬呼ばわりして「犬は犬らしい死を迎えるべきだ」と述べていた。

 しかし15日、プリゴジン氏は一転して、「ロシア市民を含めて世界中で人々を拉致する米情報機関のやり口だ」と述べ、ワグネルの関与を否定。「ワグネルの職員は、模範的な規律や、国際基準と世界で容認される社会的な行動原則の厳守で知られている」との見解を示した。(c)AFP