【11月15日 CGTN Japanese】11月14日は国連が公式に認定している「世界糖尿病デー」です。中国国家衛生健康委員会が発表した調査結果によりますと、中国の成人(18歳以上)の糖尿病有病率は12.8%となりました。

 慢性の高血糖状態を主な特徴とする代謝性疾患である糖尿病。その恐ろしい点は、さまざまな合併症をもたらす可能性があり、放置すると命に関わる危険があるということです。

 中国婦幼健康研究会婦女児童肥満対策専門委員会の高珊主任委員は、「できるだけ天然由来の糖分を摂取することを勧めたい。例えば、1日1~2回、80~100グラムの果物を食事とともに食べても、血糖値に大きな影響はない。一方、砂糖の代替食品、例えば、人工甘味料は、インスリンの抵抗性を助長し、炎症や心・脳血管疾患を起こす恐れがあるため、できるだけ控えめに摂取しなければならない」と強調しました。

 また、若者に好まれる機能性飲料やミルクティーには人工甘味料が含まれており、長期にわたって飲用すると、糖尿病のリスクが高まるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News