【11月15日 AFP】2024年パリ五輪・パラリンピックの大会組織委員会は14日、大会マスコット「フリージュ(Phryge)」を発表した。フランス革命で自由の象徴となった「フリジア帽」がモチーフとなっている一方で、現代風にスニーカーも履いており、パラリンピックのマスコットは片足が競技用の義足になっている。

 組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長(44)は「特別な日」だと歓迎。フリジア帽については「世界中に知られている」とし、「芸術や市庁舎、切手」などで使用されていると述べた。

 組織委もフリジア帽をモチーフに選んだ理由について「このマスコットでフランスの精神を体現したい」と説明。関連グッズの大半が中国製であることに関しては、「フランスで売られているおもちゃの大多数がそうだ」と主張した。(c)AFP