【11月14日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは13日、第16節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は10代の新星アレハンドロ・ガルナチョ(Alejandro Garnacho)が途中出場から試合終了間際に決勝点をマークし、フラム(Fulham)に2-1で勝利した。

 敵地に乗り込んだユナイテッドは14分、カウンターからクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)に移籍後初ゴールが生まれ先制。しかし、60分過ぎ、ハリー・ウィルソン(Harry Wilson)に代わって投入されたばかりの元ユナイテッドのダニエル・ジェームズ(Daniel James)に得点を許し、フラムに同点とされた。

 W杯カタール大会(2022 World Cup)の中断前に行われた最後のリーグ戦で、ホームのフラムは勝ち点1を挙げるかに思われたが、後半アディショナルタイム3分にエリクセンとのワンツーに抜け出してペナルティーエリア内に進入した18歳のガルナチョが、GKベルント・レノ(Bernd Leno)から冷静にゴールを決めた。

 ユナイテッドのブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)は、英BBCからガルナチョについて問われ「彼は多くの才能に恵まれている。途中出場した際、彼の運動量と才能はチームに大きな違いを生み出す」とコメントした。

「彼のことを本当にうれしく思う。彼がゴールとアシストをチームにもたらし、サッカーの喜びを示せるのは分かっている」

 5位キープとなったユナイテッドは、消化試合数が一つ少ない中で4位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を3ポイント差で追っている。対するフラムは9位につけている。(c)AFP