【11月13日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2022)の今季最終戦ラリー・ジャパン(Rally Japan 2022)は13日、最終日が行われ、ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)は、トヨタ(Toyota)のエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)のパンクに乗じ、優勝を飾った。

 3日目を終えてヌービルに4秒差をつけられていたエバンスは、この日最初のステージで力強い走りを見せてその差を0.6秒にまで縮めていたが、その後パンクのためタイヤ交換を余儀なくされ、優勝争いから脱落。ヌービルは余裕の走りで勝利を手にした。

 2位にはこれがヒュンダイでのラストランとなったオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)がヌービルから1分11秒1遅れで続き、トヨタ(Toyota)の勝田貴元(Takamoto Katsuta)が2010年以来の開催となった母国レースで3位に入った。

 今季年間優勝を飾ったトヨタのカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は12位だった。(c)AFP