【11月13日 AFP】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2022 Next Gen ATP Finals)は12日、イタリア・ミラノ(Milan)で決勝が行われ、大会第4シードのブランドン・ナカシマ(Brandon Nakashima、米国)が4-3(7-5)、4-3(8-6)、4-2で第5シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)を下し、優勝を果たした。

 ネクストジェネレーション・ATPファイナルズは、21歳以下の上位8選手が出場する大会。世界ランキング49位で、21歳のナカシマは今季、サンディエゴ・オープン(San Diego Open 2022)でツアー初勝利を挙げた。

 昨年優勝のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は今シーズン、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)を制し、史上最年少の19歳で世界ランキング1位に浮上。今年は今大会ではなく、13日から伊トリノ(Turin)で行われるシーズン最終戦のATPファイナルズ(ATP Finals 2022)に出場予定だったが、腹筋の肉離れのため欠場が決まっている。

 また、前週のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2022)覇者で、現在世界ランク10位につける19歳のホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)は、今大会を見送ってATPファイナルズの補欠に入っている。(c)AFP