【11月12日 AFP】サッカースペイン代表のルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は11日、W杯カタール大会(2022 World Cup)に向けた26人の登録メンバーを発表し、20歳のアンス・ファティ(Ansu Fati)が選出された。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するファティは今季クラブで調子を上げられず、9月のUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)でも起用されていなかった。これまでのキャップ数は4試合で、通算1ゴールとなっている。

 一方で、復帰の可能性もうわさされていたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)は、カタールに向かう26人のリストから漏れた。代表歴代最多となる通算180試合に出場している36歳のラモスは、体調を整えて今季クラブでは好調だった。その代役にはバレンシア(Valencia CF)でプレーするウーゴ・ギジャモン(Hugo Guillamon)が選出されている。

 セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)やジョルディ・アルバ(Jordi Alba)といったベテランも選ばれる中、指揮官は若くて比較的経験値の浅い選手も選び、ファティやギジャモンに加えてニコ・ウィリアムス(Nico Williams)やジェレミー・ピノ(Yeremy Pino)が名を連ねている。

 グループEのスペインは23日のコスタリカ戦を皮切りに、27日にドイツ、12月1日に日本と対戦する。