【11月11日 AFP】サッカードイツ代表のハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は10日、W杯カタール大会(2022 World Cup)に向けた26人の登録メンバーを発表し、2014年のブラジル大会(2014 World Cup)でチームに優勝をもたらしたマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が驚きの代表復帰を果たした一方、マルコ・ロイス(Marco Reus)は選外となった。

 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でキャプテンを務めるロイスの他には、同選手のチームメートであるDFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)や、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属するSBロビン・ゴセンス(Robin Gosens)といった有力選手もメンバー外となった。

 フリック監督によれば、ロイスは9月に被ったけがにより本大会を欠場するという。

 一方で、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に所属するニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)と、ドルトムントの17歳ユスファ・ムココ(Youssoufa Moukoko)が初招集でW杯行きのチケットをつかんだ。

 ムココはユース代表の経験があるが、フュルクルクは29歳で初めてドイツ代表のユニホームを着ることになった。

 フリック監督はフュルクルクを「常に成長しようとしている選手」と評した上で、「彼はどんなことも可能だという自信をチームにもたらす」と続けた。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でプレーし、現在はRBライプツィヒ(RB Leipzig)に所属するFWティモ・ヴェルナー(Timo Werner)は、脚の負傷により今月初旬に本大会の欠場が決まっていた。

 4度の優勝を誇るグループEのドイツは、23日に日本との初戦を迎える。