【11月11日 AFP】ロシア国防省は11日、ウクライナ南部ヘルソン(Kherson)市のドニエプル(Dnieper)川右岸からの撤退が完了したと発表した。ウクライナ侵攻開始後、ロシアが唯一制圧していた州都を放棄した形となり、ウクライナ側は「大きな勝利」との認識を示した。

 同省はソーシャルメディアに「きょう、モスクワ時間午前5時(日本時間同11時)、ロシア軍部隊のドニエプル川左岸への移動が完了した。右岸には、軍用品や兵器は一つも残っていない」と投稿した。

 これを受けてウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は同じくソーシャルメディアに、「ウクライナは今、また大きな勝利を収めようとしており、ロシアが何を言おうと、何をしようと、ウクライナが勝利するということを証明している」と投稿した。

 ただしロシア大統領府は同日先に、軍撤退後もヘルソン市は「ロシア連邦の支配対象」であり、併合した同州の地位に変更はないと強調している。(c)AFP