【11月8日 AFP】ツイッター(Twitter)を買収した実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏は7日、米国の有権者に対し、翌日に行われる中間選挙では共和党の候補者に投票するよう呼び掛けた。

 マスク氏はツイッターで1億1400万人のフォロワーに向け行った投稿で、「権力の共有は両党による最悪の行き過ぎた行為を抑制する。そのため、大統領が民主党であることを考えると、議会は共和党に投票することを勧める」と表明。「民主・共和両党の中核的支持者は反対側に投票することはないから、実際に政権を決めるのは無党派層だ」と指摘した。

 ツイッターは世界各国で言論やアクティビズムの場としての大きな役割を担っているが、マスク氏に買収されたことで、運営の政治的中立性をめぐる懸念が生じている。同氏はドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領のアカウント凍結を解除する意向を示唆しているが、その時期は中間選挙後になる見通し。(c)AFP