【11月4日 AFP】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)は3日、同国代表のFWティモ・ヴェルナー(Timo Werner)が足首のけがのため、今月開幕のW杯カタール大会(2022 World Cup)を欠場すると発表した。

 ヴェルナーは、ライプツィヒが4-0で勝利した2日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)戦で前半に負傷交代していた。

 クラブは「本日のライプツィヒでのスキャンの結果、残念ながら左足首の靱帯(じんたい)結合を断裂していることが判明した。これにより2022年の残り期間を離脱することになる」と明かした。

 26歳のヴェルナーは、ドイツ代表として55試合に出場し24得点を記録。W杯予選では5ゴールをマークした。

 ドイツ代表のハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は「非常につらいニュースだ」とコメントし、「個人的にティモを心から気の毒に思う。出場を熱望していたW杯に出られないのだから」とヴェルナーを気遣った。

「ティモの不在は特にチームにとって大きな損失だ。ゴール率の高い優秀なストライカーが必要になったのと同時に、われわれは真のチームプレーヤーを失ったことになる。何よりもティモの一刻も早い復帰を願う」

 W杯でグループEのドイツは、23日にアルライヤン(Al-Rayyan)で行われる日本戦で初戦を迎え、続いてスペイン、コスタリカと対戦する。(c)AFP