【11月3日 AFP】2018年に元パートナーの女性に暴行したとして、有罪判決を受けたサッカー元ドイツ代表DFのジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)被告について、独ミュンヘン(Munich)の地方裁判所は2日、一審の有罪判決を支持し、罰金120万ユーロ(約1億7300万円)の支払いを命じた。

 ボアテング被告はカリブ海でのバカンス中、自身の双子の娘の母親である元恋人に暴力を振るい、侮辱したとして昨年に有罪判決を受けた。

 ボアテング被告は罪を否定し、控訴。裁判所は被告の所得に応じて罰金額を当初の180万ユーロ(約2億6000万円)から減額したが、有罪判決を支持した。検察側は執行猶予付きの禁錮18月を求めていた。

 2014年に行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)優勝メンバーのボアテング被告は、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に10年間所属した後、2021年からフランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)でプレーしている。(c)AFP