【11月2日 AFP】女子テニス、WTAファイナルズ(2022 WTA Finals)は1日、ラウンドロビン2試合が行われ、大会第6シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)が6-4、6-3で第4シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に勝利した。

 両者は全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)準々決勝でも対戦し、ガルシアが勝利してベスト4に入ったが、今回もガルシアが1時間18分で米国のホープであるガウフを破った。

 同日のもう1試合では、第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)が6-2、6-3のストレートで第8シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)に快勝した。

 全仏オープン(French Open 2022)と全米オープンを制覇して四大大会(グランドスラム)シングルスのタイトルを獲得し、ツアー8勝を挙げるなど輝かしい1年を過ごしたシフィオンテクは、カサキナに1時間22分で勝利。昨年の大会はラウンドロビンで敗退したが、今回は優勝候補の大本命として、その失意を埋め合わせることを目指している。

 勝利についてシフィオンテクは「かなり堅実なスタートを切ることができて、とてもうれしい」と話し、「試合全体を通じて、自信を得られたと感じている」と手応えを口にすると、「相手はラリーで立て直すのが本当にうまいから、積極的なプレーとミスの少ないプレーのバランスが難しくなるのは分かっていた」とコメントした。(c)AFP