【11月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は1日、グループA第6節が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)は2-0で勝利してナポリ(SSC Napoli)の無敗記録を止めた。しかしながらナポリは、組首位での通過を決めている。

 リバプールは、昨季から続いていたナポリの公式戦21試合無敗という記録を止めたものの、首位通過に必要だった4ゴール差をつけられず、2位通過となった。

 先週末のイングランド・プレミアリーグでリーズ・ユナイテッド(Leeds United)にホームで喫した敗戦を振り払ったリバプールは、モハメド・サラー(Mohamed Salah)とダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)が得点を決め、9月に敵地で1-4の敗戦を喫したナポリにリベンジを果たした。

 同組のもう1試合ではアヤックス(Ajax)が3-1でグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)に勝利。レンジャーズは大会6連敗となった。

 一方、グループBではアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が1-2でFCポルト(FC Porto)に敗れ、3位でのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)行きも逃した。

 メフディ・タレミ(Mehdi Taremi)とステファン・ユースタキオ(Stephen Eustaquio)のゴールで先行されたアトレティコは、終盤のオウンゴールで1点を返すにとどまり、この日クラブ・ブルージュ(Club Brugge)と0-0で引き分けたバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に3位の座を奪われた。

 グループCではバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が2-0でインテル(Inter Milan)を退け、グループリーグ全勝を飾った。

 また同組では、FCバルセロナ(FC Barcelona)が最下位のヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)を4-2で下し、大会を終えた。組3位となって向かうヨーロッパリーグで、バルセロナは優勝の本命とみられている。(c)AFP