【11月1日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は31日、けがから復帰して1週間もたっていないベルギー代表FWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が、再びハムストリングを負傷したと発表した。

 発表文によれば、ルカクは2か月の離脱を強いられたときと同じ筋肉である「左大腿(だいたい)部のハムストリングに張りを覚えた」という。

 インテルはまた、29歳のルカクが「数日以内に再検査を受ける」と続けた。現地メディアは、ルカクがW杯カタール大会(2022 World Cup)を欠場する恐れはないと報じている。

 10月26日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)戦で復帰を果たしたルカクは、この一戦でゴール挙げて4-0の勝利に貢献し、チームをベスト16入りに導いた。

 サンプドリア(Sampdoria)に3-0で勝利した同29日のリーグ戦でもルカクは途中出場を果たした。この結果チームは6位に順位を上げ、首位ナポリ(SSC Napoli)を8ポイント差で追っている。

 しかし、再び負傷したルカクは11月1日に行われるチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦を欠場することになり、宿敵ユベントス(Juventus)のホームに乗り込む同6日のリーグ戦も出場がほぼ絶望的となっている。(c)AFP