新発見の祭祀坑6カ所から、ほぼ完全な4000点が出土 中国・三星堆
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【10月31日 CGTN Japanese】3000年以上も前に栄えた青銅器文明を持つ古蜀王国の「三星堆(Sanxingdui)遺跡」にちなんで建てられた三星堆博物館の雷雨館長は29日、四川省(Sichuan)広漢市(Guanghan)で行われた三星堆文化と青銅文明学術シンポジウムで、三星堆遺跡の考古発掘による新発見を紹介しました。
雷館長は、三星堆遺跡で新たに発見された6カ所の「祭祀(さいし)坑」での出土品は9月までに1万5109点に達し、うち、原型をほぼ保つ出土品は4060点に上ると紹介しました。考古発掘の成果により、三星堆遺跡の祭祀坑内で発掘された多くの器物は、複数の「坑」に分散して存在しており、複数の「祭祀坑」が同じ時期に形成されたことが証明されたとのことです。また、「金沙遺跡」の繁栄期の風合いに似た器物が多く発見されたことは、両者に密接な関係があることを示しており、三星堆遺跡主体の繁栄期は従来の認識よりも長期にわたった可能性が出てきたとのことです。
三星堆考古研究チームは6月、「8号祭祀坑」で新たに発見された「頂尊蛇身銅人像」と、1986年に「2号祭祀坑」で一部が出土した「青銅鳥脚人像」の接合に成功しました。離れ離れになったこの彫像は3000年ぶりにようやく合体しました。専門家はこの彫像を「鳥足曲身頂尊神像」と改名し、中国青銅文明の最高傑作と賞賛しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News