メキシコが2036年五輪招致へ 1968年以来の開催目指す
発信地:メキシコ市/メキシコ
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【10月27日 AFP】メキシコは26日、2036年夏季五輪の開催地に立候補すると発表した。
同国のマルセロ・エブラルド(Marcelo Ebrard)外相と記者会見に出席した組織委員会の代表を務めるマリア・ホセ・アルカラ(Maria Jose Alcala)氏は、「われわれは2036年五輪の開催地になるための道を再び歩み始めている」とコメントした。
エブラルド外相は自国を「スポーツ大国」と評し、メキシコはサッカー男子W杯(World Cup)を3度開催した最初の国になると言及した。2026年のW杯(2026 World Cup)はメキシコ、米国、カナダでの共催が決定している。
「2036年にメキシコに五輪を招致するのが目標。もしできなければ2040年に招致したい」と述べたエブラルド外相は、主要会場の候補地は未定だと付け加えた。
エブラルド外相は「都市は五輪に適応すべきではなく、後に使用されない大規模な施設を建設すべきではない。その逆で五輪が都市に適応するべきだ」と話した。
メキシコでの夏季五輪が決まれば、1968年大会以来2度目の開催となる。同大会は標高2240メートルにあるメキシコ市で行われた。
2036年の五輪をめぐってはエジプトやインドネシアも立候補の意思を表明しており、トルコ・イスタンブールの市長も招致に関心を寄せている。(c)AFP