【10月25日 AFP】フランスラグビー連盟(FFR)は24日、昨年の男子年間最優秀選手に選出されたアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)が、11月のテストマッチ3試合で主将を務めることを明らかにした。

 25歳のSHデュポンは、シャルル・オリヴォン(Charles Ollivon)の負傷離脱により、グランドスラム(全勝優勝)を果たした今季シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2022)ではチームをけん引した。

 ファビアン・ガルティエ(Fabien Galthie)ヘッドコーチ(HC)が率いるフランスは、デュポンが帯同しなかった7月のテストマッチ遠征ではオリヴォンが主将に任命され、日本戦2試合で勝利を収めた。

 自国開催となるW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)の開幕まで1年を切る中、レ・ブルー(Les Bleus、フランス代表チームの愛称)は、歴史的勝利を飾った昨年のニュージーランド戦を含めて現在10連勝中となっている。

 仏リーグ・トップ14のスタッド・トゥールーザン(Stade Toulousain)でプレーするデュポンは、チームが勝利した23日のラ・ロシェル(La Rochelle)戦の後、「今の勢いを維持し、冒険を続けてもっと経験を積んでいくことが目標だ」と報道陣に語った。

 フランスは来月5日にパリでオーストラリアを迎え撃ち、その翌週にはW杯現王者の南アフリカ、そして同20日には日本と対戦する予定となっている。(c)AFP