【10月24日 CGTN Japanese】広東(Guangdong)・香港・マカオグレーターベイエリアの超大型交通プロジェクトである深セン市(Shenzhen)と中山市(Zhongshan)を結ぶ新しい通路の海中標準パイプは21日、設置作業を終えました。接続部を含む最後のパイプが2023年に海中に設置されてから、この通路の海中トンネル部分が完成する見込みです。

 この通路の海中トンネルは総延長6845メートルのうち、海中パイプ部分は長さが5035メートルあり、パイプ32本と一つの接続部からなっています。これは世界で最長、幅も最も広いコンクリート製海中トンネルです。2020年6月に初のパイプ海中設置作業が行われてからすでに計31本の設置作業が終わり、長さは4867.8メートルになっています。

 この通路は2024年の開通が予定され、広東省の深セン市から中山市までの所要時間が20分ほどに短縮されます。広東・香港・マカオグレーターベイエリアの都市間の共同発展を促進できる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News