【10月24日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、BMW女子選手権(BMW Ladies Championship 2022)は23日、韓国・原州(Wonju)のオークバレーCC(Oak Valley Country Club、パー72)で最終日が行われ、リディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)が出身地の韓国で初タイトルを獲得し、ツアー通算18勝目を飾った。

 コーはこの日8バーディー、1ボギーの7アンダーを記録し、通算21アンダーをマーク。2位アンドレア・リー(Andrea Lee、米国)に4打差をつけて優勝し、賞金30万ドル(約4470万円)を獲得した。

 子どもの頃に家族とニュージーランドへ移住したコーは「韓国で生まれたことを、とても誇らしく思っている」と話し、「それがここで絶対に勝ちたいという気持ちにつながったと思う」とコメントした。「今週は親戚や身近な家族も来てくれて、みんなのためにも優勝を届けたかった」

 韓国勢トップはチェ・ヘジン(Choi Hye-jin)と金孝周(Kim Hyo-joo、キム・ヒョージュ)の二人で、通算16アンダーでリリア・ブ(Lilia Vu、米国)と並び3位タイとなった。

 また、今大会限りでの引退を表明していた崔羅蓮(Choi Na-yeon、チェ・ナヨン、韓国)は、現役最後のラウンドを4アンダー「68」で飾り、通算2アンダーで大会を終えた。最終ホールでパーを取ると涙を流し、15年に及ぶキャリアに幕を下ろした。(c)AFP