【10月20日 CNS】北京市によると、国慶節(建国記念日)の10月1日から7日までの大型連休に、北京では演劇、展示、文化講座、知識クイズなど1348の大衆文化イベントが開催された。うち1087がオフラインイベント、261がオンラインイベントだった。

 北京の各文化組織がそれぞれ計画。テーマは「歌う北京」「踊る北京」「芸術の北京」「観劇の北京」「映像の北京」「読書の北京」の6つ。「中国共産党第20回全国代表大会を迎えて」との題で、市立文化センターは漫画の形で党の歴史に関する知識を紹介したほか、北京市豊台区(Fengtai)図書館は国慶節をテーマにした展示会を開催。門頭溝区(Mentougou)文化センターは優れた公共福祉映画の上映会を開催した。

 この時期、市の各文化組織は、市民がたくさんの本に囲まれた休暇を過ごすことができるようにと、詩の朗読や特別展示、親子読書、知識クイズなどの活動を計画した。首都図書館は、館が収集したレコードの宝物を展示する「レコードの中の中国」を開催し、清王朝後期から現代までの中国のレコード文化の発展過程を展示したほか、著名な専門家を招待して著書『我愛我的祖国』についての講演会を行った。

 また、西城区(Xicheng)図書館は党の歴史知識に関する対戦式コンテストを実施し、石景山区(Shijingshan)文化センターは「物理魔術師」サイエンスショーを開催した。

 さらに、北京では数多くの質の高い演劇も開催された。海淀区(Haidian)文化センターは「祖国を歌う」の特別合唱コンサートを実施。多くの優れた合唱団が招待され、大興区(Daxing)文化観光局は「ハイレベルな文化を鑑賞し、民衆の心にめぐみをもたらす――黄金の秋の文化公演」と題した一連の活動を展開した。

 連休期間中、オンライン文化活動も絶え間なく繰り広げられた。朝陽区(Chaoyang)図書館はデジタル図書館を開館し、昌平区(Changping)文化センターはダンストレーニングコースを開催した。(c)CNS/JCM/AFPBB News