ソシエダのサポーターが死亡 試合開始前に急病で倒れ搬送
発信地:サンセバスチャン/スペイン
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【10月20日 AFP】22-23スペイン1部リーグは19日、第10節の試合が行われ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)の本拠地アノエタ・スタジアム(Anoeta Stadium)では、試合前に急病で倒れたファンが搬送先の病院で死亡するアクシデントがあった。試合はソシエダが1-0でマジョルカ(RCD Mallorca)に勝利した。
試合開始前に急病で倒れたサポーターは担架でスタジアムから搬送され、この影響でキックオフ時間が遅れた。
ソシエダはツイッター(Twitter)に、「本日の試合開始前に運ばれたチュリ・ウルディン(Txuri-Urdin、ソシエダの愛称)クラブのメンバーの死に哀悼の意をささげる。きょうの勝利はあなたのものだ」と投稿した。
また、決勝点をマークしたソシエダのMFミケル・メリーノ(Mikel Merino)はこのファンの遺族へのサポートを表明した。
「人生にはサッカーよりも大事なことがたくさんある。チームとクラブを代表して故人のご家族にお悔やみを申し上げる」
「全員にとって残念なことであり、とりわけファンが楽しむためにここに来る、きょうのような夜ならなおさらだ。この勝利を彼と彼のご家族に」
スペインでの報道によると、亡くなったのは高齢の男性で、病院に搬送される前にスタジアム内で蘇生措置がとられたという。(c)AFP