【10月19日 AFP】22-23NBAが18日に開幕し、連覇を狙うゴールデンステイト・ウォリアーズ（Golden State Warriors）はステフェン・カリー（Stephen Curry）が33得点を挙げるなどし、123-109でロサンゼルス・レイカーズ（Los Angeles Lakers）に快勝した。

　本拠地チェイス・センター（Chase Center）での試合前にはセレモニーが開かれ、昨季の優勝リングの授与と優勝バナーの掲揚が行われた。

　開幕前にはドレイモンド・グリーン（Draymond Green）がチームメートのジョーダン・プール（Jordan Poole）を練習中に殴る出来事があり、スティーブ・カー（Steve Kerr）ヘッドコーチ（HC）は在任8年間で「最大の危機」と話していたが、この日はそれも過去の話だと言わんばかりの圧巻のパフォーマンスを披露。連覇を達成する力が十二分にあるところを示した。

　グリーンとプールの二人に確執を引きずる様子がなかったことも大きく、プールがクレバーなパスでグリーンのレイアップシュートを演出する場面もあった。

　一方、ダービン・ハム（Darvin Ham）新HCの下で初の公式戦に臨んだレイカーズは、昨季よりも守備面の規律が向上した一面を見せたが、最終的にはウォリアーズのプレッシャーに屈した。37歳で新シーズンを迎えたレブロン・ジェームズ（LeBron James）は31得点をマーク。アンソニー・デイビス（Anthony Davis）は27得点、ラッセル・ウェストブルック（Russell Westbrook）は19得点だった。

　この日行われたもう一つの試合では、昨季準優勝のボストン・セルティックス（Boston Celtics）が126-117でフィラデルフィア・セブンティシクサーズ（Philadelphia 76ers）に勝利。ジェイソン・テイタム（Jayson Tatum）とジェイレン・ブラウン（Jaylen Brown）がそれぞれ35得点を記録した。

　セルティックスは他にマルコム・ブログドン（Malcolm Brogdon）が16得点、グラント・ウィリアムス（Grant Williams）が15得点、マーカス・スマート（Marcus Smart）が14得点と2桁得点をマーク。女性球団スタッフと不適切な関係を持ち、開幕前に職務停止処分を科されたイメ・ユドカ（Ime Udoka）HCの代役のジョー・マズーラ（Joe Mazzulla）HC代行に初勝利をプレゼントした。

　シクサーズではジェームズ・ハーデン（James Harden）が35得点、ジョエル・エンビード（Joel Embiid）が26得点、タイリース・マキシー（Tyrese Maxey）が21得点を挙げた。(c)AFP