【10月17日 AFP】22-23イタリア・セリエAは16日、第10節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は3-2でボローニャ(Bologna FC)に勝利。ヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)の決勝点で公式戦10連勝を飾り、リーグ首位を守った。

 先制を許したナポリだが、前半終了直前のファン・ジェズス(Juan Jesus)のゴールで同点に追いついてハーフタイムを迎えると、49分にイルビング・ロサノ(Hirving Lozano)の得点で逆転。そのわずか2分後にGKアレックス・メレト(Alex Meret)がムサ・バロウ(Musa Barrow)に同点ゴールを許したが、69分に交代出場のオシムヘンが今季リーグ戦3点目となる決勝ゴールを奪取し、2位アタランタ(Atalanta)との勝ち点差2を維持した。

 連覇を目指すACミラン(AC Milan)も2-1でエラス・ベローナ(Hellas Verona)を退けた。サンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)が残り9分で今季リーグ戦初ゴールとなる勝ち越し点を決め、ナポリとの勝ち点3差を保つとともに、順位を3位に上げた。

 12日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)の試合で、FCバルセロナ(FC Barcelona)と3-3の熱戦を演じたインテル(Inter Milan)は、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)とニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)がそれぞれ前後半にゴールを決め、2-0でUSサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)を下した。

 リーグ戦連勝を飾ったインテルは国内で調子を取り戻し、ナポリと勝ち点8差の7位となっている。公式戦はここ4戦3勝で、バルセロナとの2試合で勝ち点4を取ったチャンピオンズリーグでも、決勝トーナメント進出まであと1勝としている。

 ラツィオ(SS Lazio)とウディネーゼ(Udinese)の好調なチーム同士の一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。(c)AFP/Terry Daley