【10月16日 AFP】22-23イタリア・セリエAは15日、第10節の試合が行われ、アタランタ(Atalanta)はアデモラ・ルックマン(Ademola Lookman)の決勝点でサッスオーロ(US Sassuolo)に2-1で勝利し、暫定首位に立った。

 ギオルゴス・キリアコプロス(Giorgos Kyriakopoulos)のスーパーボレーで先制されたアタランタだったが、前半終了間際にマリオ・パシャリッチ(Mario Pasalic)の今季初ゴールで追いつくと、イタリア1年目のナイジェリア代表FWルックマンが、後半開始直後に3試合連続ゴールをマーク。クラブ創設115周年を祝う本拠地ベルガモ(Bergamo)のファンを沸かせた。

 ルックマンの決勝点でホームのゲヴィス・スタジアム(Gewiss Stadium)で勝利したアタランタは、16日夜にホームでボローニャ(Bologna FC)と対戦するナポリ(SSC Napoli)と1ポイント差で暫定ながら首位につけた。

 一方、危機的状況のユベントス(Juventus)はドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)のゴールでトリノ(Torino FC)を1-0で退けた。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)でマッカビ・ハイファ(Maccabi Haifa)に屈辱的な敗戦を喫した直後のトリノダービーに臨んだユベントスは、ストライカーが一人もいない状況の相手にまたしてもふがいないパフォーマンスに終わったが、ブラホビッチがマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督に一息つく猶予を与えた。

 セルビア代表FWブラホビッチが74分に挙げた公式戦7点目によりアウェーで今季初勝利を挙げたユベントスは7位につけ、アタランタを8ポイント差で追っている。(c)AFP/Terry DALEY