本格中華の味を手軽に世界へ 中国・広州の調理食品の輸出が好調
発信地:中国
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【10月17日 CNS】「食は広州にあり」といわれるほど食文化が豊かな中国・広東省(Guangdong)の広州市(Guangzhou)で、海外マーケットをターゲットにした調理食品業界が大きく成長している。
今年1~8月に広州税関を通過した調理食品の輸出量は約2万3000トン。金額にして約13億6000万元(約279億円)に上った。
輸出品には、四川(Sichuan)料理の人気メニューで、酸味の効いた漬物と白身魚を煮込んだ酸菜魚や和風のウナギの蒲焼きなどがあった。
調理食品の魅力は手軽さにあり、加熱などの簡単な手間だけで本格的な料理が楽しめる。
その魅力に加え、業界の成長の背景には、当局による推進策がある。
広東省は3月、省内の調理食品産業を後押しするための10項目の措置を打ち出した。国内および海外のマーケットに通用する産業チェーンの開発や、主要企業の育成を支援するのが目的だ。
広州税関も輸出を後押しするため、中国側メーカーの生産加工工程が輸出相手国の法規や基準に合っているかについてなど、管理を強化する方針を示した。税関では、輸出用調理食品の品質維持のために専属の担当者を各メーカーに配するなど、原材料や生産過程での安全・衛生管理の強化に努めているという。
広州税関の楊国海(Yang Guohai)副署長は「輸出用の調理食品の安全性と品質を引き続き向上させる」と述べるとともに、メーカーの国際マーケットでの競争力を高めるために、原材料の輸入や製品の輸出における通関業務などで便宜を図る意向も示している。(c)CNS/JCM/AFPBB News