【10月16日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は15日、同国代表DFリース・ジェームズ(Reece James)が膝のけがで8週間離脱すると発表。2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)欠場が濃厚となった。

 代表チームではギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督の下で先発右SBとしての立場を確立しているジェームズは、11日に2-0で勝利した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のACミラン(AC Milan)戦で途中交代していた。

 W杯でイングランドは、約5週間後の11月21日にイランとの初戦を迎える。

 またジェームズは、W杯の中断期間までに行われるチェルシーの9試合を欠場するものとみられている。

 なお、マンチェスター・シティ(Manchester City)の右SBカイル・ウォーカー(Kyle Walker)は鼠径(そけい)部の手術を受けて大会に間に合うかどうかは時間との闘いとなっており、ジェームズの離脱はW杯に臨むイングランドにとって大きな痛手となった。

 ジェームズとウォーカーはそれぞれ右のSB、3バックの一角、そしてウイングバックとしてプレー可能なため、サウスゲイト監督に戦術面での多様性をもたらしていた。(c)AFP